和歌山市の文化財・遺跡

西庄遺跡

詳細情報

西庄遺跡 石敷製塩炉
  • 西庄遺跡 製塩土器
  • 西庄遺跡 横穴式石室
読み仮名 にしのしょういせき
種類 製塩遺跡
時代 古墳時代
地区 松江・木本・西脇・加太地区
所在地 西庄・本脇

 紀ノ川北岸に展開する東西約900m、南北約400mを測る海浜集落で、古墳時代中・後期の居住域を中心として周辺に生産域・墓域が広がっています。発掘調査の結果、古墳時代の竪穴建物や掘立柱建物、石敷の製塩炉、古墳などの遺構が多数検出され、居住域を中心に通常の土器類のほか、製塩土器、土錘、棒状石製品、鉄製・鹿角製の釣針や擬似餌など、また魚骨や貝殻といった海に関わる多様な遺物が出土しており、漁労と製塩活動が盛んであった遺跡と考えられてます。

〔写真〕石敷製塩炉、製塩土器、横穴式石室

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