和歌山市の文化財・遺跡

六十谷古墳群

詳細情報

六十谷古墳群 2号墳東くびれ部
  • 六十谷古墳群 2号墳西くびれ部
  • 六十谷古墳群 2号墳西埴輪列
  • 六十谷古墳群 六十谷1号墳
読み仮名 むそたこふんぐん
種類 古墳・墳墓
時代 古墳時代
地区 有功・直川・川永・山口・紀伊地区
所在地 六十谷・直川

 和泉山脈から派生する尾根の標高96~105mの位置に築かれた2基の古墳からなります。
 1号墳は墳丘の封土が遺存せず、円筒埴輪片が微量出土するのみでありました。岩盤整形された形からみて、本来直径10mほどの円墳であったと推定されます。
 2号墳は、くびれ部の葺石、埴輪列が遺存し、前方後円墳であったことが判明しました。全長約27m、後円部径約17mで、円筒埴輪、形象埴輪(家、盾、衣笠)が出土しており、5世紀初頭頃の築造とみられます。

〔写真〕2号墳東くびれ部(葺石と埴輪列)、2号墳西くびれ部(葺石、埴輪列)、2号墳西埴輪列、1号墳

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