和歌山市の文化財・遺跡

田屋遺跡

詳細情報

田屋遺跡 カマド
  • 田屋遺跡 竪穴建物
  • 田屋遺跡 須恵器(高杯)
読み仮名 たやいせき
種類 集落跡
時代 弥生時代, 古墳時代
地区 有功・直川・川永・山口・紀伊地区
所在地 田屋・直川・小豆島

 紀ノ川北岸の平野部に形成された弥生時代後期から古墳時代にかけての集落跡です。遺跡の南部を東西に貫く一般国道24号バイパス線建設や宅地開発の際に調査が行われ、90棟を超える竪穴建物や掘立柱建物が発見され大規模な集落遺跡であることが判明しています。古墳時代中期の竪穴建物には壁際に、造り付けのカマドが設けられていますが、特に、煙道がオンドル状に長くのびる例があり、朝鮮半島との関係性がうかがわれ、調査当時は全国的に注目されました。

〔写真〕カマド、竪穴建物、須恵器(高杯)

地図