和歌山市の文化財・遺跡

太刀 銘元重

詳細情報

太刀 銘元重
    読み仮名 たち めいもとしげ
    指定 国指定文化財 重要文化財 美術工芸品
    指定日 大正3年(1914)4月15日
    時代 室町時代
    地区 雑賀・和歌浦・名草地区
    所在地/所有者等 吹上 和歌山県立博物館/東照宮

    〔種別〕工芸

     直刃調の小乱で小丁字交じりの刃文を持ち、佩裏に銘を切る太刀(身長80.0cm)で、作者は備中国青江の元重です。身幅が幾分広く、反りも高い中鋒で、堂々とした太刀姿であり、非常に重さがあります。明治14年(1881)9月に、長尾家から南龍神社に奉納されたもので、のちに南龍神社が東照宮に合祀されたため、東照宮の所蔵となったものです。

    〔写真〕刀身

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