和歌山市の文化財・遺跡

嘉永橋

詳細情報

嘉永橋 全景
  • 嘉永橋 外観(清水川の上流から)
  • 嘉永橋 親柱
読み仮名 かえいばし
指定 市指定文化財 建造物
指定日 平成21年(2009)4月23日
時代 江戸時代
地区 松江・木本・西脇・加太地区
所在地/所有者等 大川/和歌山市

 嘉永橋は大阪府泉南郡岬町と接する大川港に流れ込む清水川河口に架設されています。19枚の橋板でゆるやかなアーチ形を作っています。橋の両側格には、狭間飾りをもつ欄干が6枚取り付けられており、南端詰め欄干力柱の内側には「嘉永橋」、同じく北柱には「かゑいはし」、欄干中央の柱の東側に「嘉永七年寅九月」、西側に「當浦 石野喜右衛門」と刻まれています。
 これらの内容から、嘉永橋は嘉永7年(1854)に大川浦の回船問屋石野氏により建立されたことが分かります。これは、和歌浦の不老橋(国指定文化財〔名勝〕、市指定文化財〔建造物〕)が架けられた嘉永4年(1851)から3年後のことです。
 また、嘉永橋は建立直後の嘉永7(1854)年11月5日に発生した安政南海地震の影響で大津波の被害に見舞われるものの、今日までその姿をとどめています。

〔写真〕全景、外観(清水川の上流から)、親柱

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