和歌山市の文化財・遺跡

絹本著色十六羅漢像

詳細情報

絹本著色十六羅漢像 第8幅
  • 絹本著色十六羅漢像 第5幅
読み仮名 けんぽんちゃくしょくじゅうろくらかんぞう
指定 国指定文化財 重要文化財 美術工芸品
指定日 大正10年(1921)4月30日
時代 室町時代
地区 -
所在地/所有者等 大阪市立美術館/護念寺

〔種別〕絵画

 本図は掛幅装・16幅対(各縦87.6cm、横38.2cm)からなる「李龍眠様」の十六羅漢像です。中国・北宋の実在の画家李龍眠(李公麟)は日本では羅漢図の画家として知られています。「李龍眠様」の羅漢図とは中国的な風景や文物を採りいれ、積極的に水墨画の技法や表現を取り入れるところに特徴があります。なお、本図は各幅に「貞和5年(1349)6月1日図絵」との裏書があります。

〔写真〕第8幅、第5幅

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