和歌山市の文化財・遺跡

丹生神社の樟樹

詳細情報

丹生神社の樟樹
    読み仮名 にゅうじんじゃのくすのき
    指定 県指定文化財 天然記念物
    指定日 昭和33年(1958)4月1日
    時代 -
    地区 有功・直川・川永・山口・紀伊地区
    所在地/所有者等 直川/丹生神社

     直川の丹生神社の境内にあるクスノキは、江戸時代に編纂された『紀伊続風土記』にも「楠の大樹周り三丈三尺なり」と記されています。丹生神社は、社伝によるともと直川丹生に坐していたものを、嘉吉2年(1442)に現在の場所に遷したということです。このクスノキがその頃に植えられたものとすれば、樹齢は500年以上ということになります。樹高約25m、幹周りは約9mで、樹冠は約25mに広がりますが、過去の台風の影響でやや縮小しています。

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