和歌山市の文化財・遺跡

木ノ本の獅子舞

詳細情報

木ノ本の獅子舞 ダンジリ上の舞い
  • 木ノ本の獅子舞 木ノ本地区内での舞い
読み仮名 きのもとのししまい
指定 県指定文化財 民俗文化財
指定日 昭和41年(1966)4月12日
時代 室町時代, 安土桃山時代, 江戸時代, 明治, 大正, 昭和以降
地区 松江・木本・西脇・加太地区
所在地/所有者等 西庄/木ノ本の獅子舞保存会

〔種別〕無形民俗

 木ノ本の獅子舞は、木ノ本にある木ノ本八幡宮の祭礼に奉納されるもので、500年の伝統があると伝わります。木ノ本地区は、古くは今から1300年前に奈良の大安寺により開拓され、その後東大寺の寺領となり、八幡宮が一帯の鎮守となったとされています。青年二人が雄獅子の胴衣に入って演ずる、勇壮活発な獅子舞です。特に地上5mに渡した2本の青竹の上を舞うダンジリ上の舞いが有名です。獅子が谷底に蹴落とした我が子の這い上がってくる姿を待ちながら、谷底をのぞく様子を演出しています。

〔写真〕ダンジリ上の舞い、木ノ本地区内での舞い

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