和歌山市の文化財・遺跡

天満神社楼門

詳細情報

天満神社 楼門
  • 天満神社 楼門(詳細)
  • 天満神社 楼門
読み仮名 てんまんじんじゃろうもん
指定 国指定文化財 重要文化財 建造物
指定日 昭和10年(1935)5月13日
時代 安土桃山時代
地区 雑賀・和歌浦・名草地区
所在地/所有者等 和歌浦西/天満神社

 急勾配の階段を登ったところに楼門が建ち、東西廻廊がこれに接しています。天正13年(1585)秀吉の兵火の後、慶長10年(1605)に藩主浅野幸長により再建されました。
 4本の円柱をもつ一間一戸の楼門で、入母屋造、本瓦葺の建物です。一階の柱間が一間にもかかわらず、桁行三間、梁間二間の二階をのせた珍しい構造の建物で、全体に禅宗様式を取り入れた美しい楼門です。なお、本殿、楼門等の造営には江戸幕府御大工の平内吉政、政信親子が当たったとされます。

〔写真〕楼門

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