山口遺跡
詳細情報
読み仮名 | やまぐちいせき |
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種類 | 集落跡 |
時代 | 古墳時代, 飛鳥時代, 平安時代, 鎌倉時代 |
地区 | 有功・直川・川永・山口・紀伊地区 |
所在地 | 谷・藤田・里 |
山口遺跡は、古代の寺院跡である山口廃寺の南で、近世の山口御殿跡の北西に位置します。また南方には東西方向に古代の南海道が想定され、遺跡内に熊野古道がとおる交通の要衝でもあります。県道建設にともなう平成5年(1993)からの発掘調査では、おもに古墳時代初頭、飛鳥時代、中世の集落跡が発見されました。特に飛鳥時代では、山口廃寺の造営直前の時期の掘立柱建物群が発見され、寺院の造成にともなって廃絶し、寺院の近くに移動した可能性があります。
〔写真〕平成5年(1993)調査全景、堀立柱建物