鷺ノ森遺跡
詳細情報
読み仮名 | さぎのもりいせき |
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種類 | 集落跡 |
時代 | 古墳時代, 飛鳥時代, 鎌倉時代, 室町時代, 安土桃山時代, 江戸時代 |
地区 | 本町・城北・雄湊・中之島地区 |
所在地 | 鷺ノ森、鷺ノ森中ノ丁、鷺ノ森南ノ丁、鷺ノ森東ノ丁、鷺ノ森西ノ丁、鷺ノ森堂前丁、鷺ノ森明神丁、鷺ノ森片町、九家ノ丁、西布経丁、橋丁、卜半町、福町、寄合町、万町、板屋町、舟大工町、西大工町、専光寺門前町、東鍛冶屋町、西鍛冶屋町、北町、元博労町、西ノ店 |
和歌山市の中央部に位置する浄土真宗西本願寺派である鷺森別院の周囲に所在する鷺ノ森遺跡は、現地表面から約60cm下の江戸時代末期の生活面から約2.5m下の古墳時代の生活面まで6~7面の生活面が存在します。これまでの調査では、古墳時代の溝、飛鳥時代の竪穴建物や掘立柱建物、鎌倉時代の井戸、戦国時代の堀、江戸時代の建物礎石や井戸、鍛冶関連遺構など各時代の生活跡が発見され、これらに伴う膨大な量の遺物が出土しています。戦国時代の堀は約17m、深さ3mに及ぶ大規模なもので、当時の本願寺の方向と合致します。
〔写真〕戦国時代の堀、石建物跡