奥山田遺跡
詳細情報
読み仮名 | おくやまだいせき |
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種類 | 古墳・墳墓, 集落跡 |
時代 | 弥生時代, 古墳時代, 平安時代, 鎌倉時代 |
地区 | 西和佐・和佐・小倉・四箇郷地区 |
所在地 | 下三毛 |
和歌山市東部の紀ノ川南岸の低丘陵に立地する遺跡で、宅地造成に伴い発掘調査がおこなわれました。発掘調査の結果、弥生時代の竪穴住居や横穴式石室を埋葬施設とする古墳時代後期の古墳群、平安~鎌倉時代の建物跡などが発見されました。
発見された7基の古墳からは6~7世紀の須恵器、鉄器(鉄鏃、刀子)、耳環、玉類(ガラス玉、土玉)が出土し、金層ガラス玉の採集品もあります。平安~鎌倉時代には整然とした建物配置を示し、周辺には小鍛冶をおこなっていたとみられる鍛冶炉が3基確認されました。
〔写真〕竪穴住居(弥生時代)、横穴式石室(古墳時代)、掘立柱建物(平安~鎌倉時代)、6号墳出土遺物(古墳時代)