有本の若宮八幡神社にある菩提樹は、幹周り2.5m、高さ約10mで菩提樹としては全国屈指の大樹です。本幹は、地上すぐの部位から5本の支幹にわかれています。菩提樹は、シナノキ科中国原産の落葉高木で、高野山や比叡山などの寺院の境内などに植えられています。若宮八幡神社の境内には、かつて明王寺という別当寺があり、菩提樹は神仏習合時代の遺物ともいえるものです。