井辺前山6号墳
詳細情報
読み仮名 | いんべまえやまろくごうふん |
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種類 | 古墳・墳墓 |
時代 | 古墳時代 |
地区 | 三田・岡崎・安原・西山東・東山東地区 |
所在地 | 井辺 |
井辺前山6号墳は岩橋千塚古墳群の井辺前山地区に所在し、昭和41年(1966)、土取り工事にともない発掘調査が行われました。全長52m、後円部の径24mの前方後円墳で、南に開口する横穴式石室があります。石室の全長は6.69mで、馬具、玉類、須恵器、土師器などが出土しました。また、墳丘のくびれ部分から、朝鮮半島から伝来した陶質土器の破片が発見されたことが特徴的です。
井辺前山6号墳は、井辺前山地区のなかで最大の前方後円墳である井辺八幡山古墳につづき、6世紀中頃につくられたと考えられています。
〔写真〕横穴式石室(羨道部)