和歌山市の文化財・遺跡

和歌の浦

詳細情報

和歌の浦(奠供山から望む和歌川河口)
    読み仮名 わかのうら
    指定 県指定文化財 史跡・名勝
    指定日 平成20年(2008)6月24日
    時代 奈良時代, 平安時代, 鎌倉時代, 室町時代, 安土桃山時代, 江戸時代, 明治, 大正, 昭和以降
    地区 雑賀・和歌浦・名草地区
    所在地/所有者等 和歌浦中、和歌浦南、和歌浦西/国、和歌山県、和歌山市、海禅院、玉津島神社、塩竃神社、天満神社、東照宮

    〔種別〕名勝・史跡

     和歌の浦は、和歌山市の南西部、和歌川河口に展開する干潟・砂嘴・丘陵地からなり、万葉集にも詠われた風光明媚な環境にあります。近世以降は紀州藩主らにより神社・仏閣等が整備・保護され、日本を代表する名所・景勝地として多くの人々が訪れるようになりました。
     玉津島神社、塩竃神社、天満神社、東照宮、海禅院などの神社仏閣を中心とし、周辺の奠供山、妹背山、三断橋、芦辺屋・朝日屋跡、鏡山、御手洗池公園、不老橋などを含む面積約10.2haが「名勝・史跡」として県指定を受け、その後、平成22年(2010)8月に玉津島神社、海禅院、不老橋など海岸干潟周辺一帯が国の名勝指定を受け、さらに平成26年(2014)10月6日に東照宮・天満神社周辺が国の名勝として追加指定を受け、県指定(名勝・史跡)範囲のほぼ全域(約99.2ha)が国の名勝としても指定を受けることになりました。

    〔写真〕奠供山から望む和歌川河口

    地図