和歌山市の文化財・遺跡

護国院(紀三井寺)鐘楼

詳細情報

護国院(紀三井寺)鐘楼
  • 護国院(紀三井寺)鐘楼
読み仮名 ごこくいん(きみいでら)しょうろう
指定 国指定文化財 重要文化財 建造物
指定日 明治41年(1908)4月23日
時代 室町時代, 安土桃山時代
地区 雑賀・和歌浦・名草地区
所在地/所有者等 紀三井寺/護国院(紀三井寺)

 桁行三間、梁間二間、入母屋造で本瓦葺の建物です。天正16年(1588)に安部六太郎により再建されたといわれ、細部の様式も安土桃山時代の特徴をよく示しています。下層に切石の基壇を築き、野面石の上に4本の角柱を建て、合せ目にさらに細い板を重ねる目板張りの袴腰をつけています。上層の柱は正面三間、側面二間で柱間には縦連子窓をはめ、軒の破風板には蕪懸魚をつけています。本堂への参道の右手山側にあり、全体に軽快な感じのする建物です。

〔写真〕護国院(紀三井寺)鐘楼

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