昭和13年(1938)につくられた鉄筋コンクリート造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)の四階建の建物です。淡黄色のタイル貼の外壁に二連アーチ窓を並べ、頂部や正面をテラコッタの装飾で飾っています。外観のほか、正面階段室や四階正庁の内部意匠も竣工当初の姿をよく残しています。建設当初はE字型平面でした。県都を象徴する近代建築です。