和歌山市の文化財・遺跡

滝ヶ峯遺跡

詳細情報

滝ヶ峯遺跡 貝輪と漢鏡
  • 滝ヶ峯遺跡 弥生土器
読み仮名 たきがみねいせき
種類 集落跡
時代 弥生時代
地区 三田・岡崎・安原・西山東・東山東地区
所在地 薬勝寺・境原、海南市多田

 和歌山市薬勝寺と海南市多田にまたがり、標高112.6mの丘陵頂部から南側に少し下がった標高88m前後の緩斜面に展開する弥生時代の高地性遺跡です。調査の結果、弥生時代後期前半の竪穴建物3棟と少なくとも9m以上つづく空堀が確認されています。空堀内にはハイガイ・ハマグリ・ヒメタニシなどからなる貝層が形成され、貝層からは重要な遺物として貝輪や漢鏡が出土しています。

〔写真〕貝輪と漢鏡、弥生土器

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