和歌山市の文化財・遺跡

明楽古墳群

詳細情報

明楽6号墳 馬具・刀鍔
  • 明楽5号墳 須恵器
  • 明楽2号墳 鉄鏃
  • 明楽2号墳 玉類
読み仮名 あけらこふんぐん
種類 古墳・墳墓
時代 古墳時代
地区 西和佐・和佐・小倉・四箇郷地区
所在地 金谷

 明楽古墳群は明楽山の西側の尾根上にほぼ一列に造られた14基の円墳からなる古墳群です。尾根のなかほどにある2号墳は横穴式石室と竪穴式石室の二つの埋葬施設をもっています。横穴式石室の玄室の規模は長さ1.35m、幅1.82mと玄室の幅が長さよりも広いT字形をしており、須恵器や鉄製武器・武具、玉類、馬具が副葬されていました。
 また、5号墳と6号墳は比較的残りが良く、小倉1号墳と同様の結晶片岩の割石積みで、両袖部に巨石を立てた横穴式石室をもち、石室内からは副葬されていた須恵器、土師器、金環、鉄製武器・武具等が出土しています。

〔写真〕6号墳馬具・刀鍔、5号墳須恵器、2号墳鉄鏃、2号墳玉類

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