和歌山市の文化財・遺跡

神前遺跡

詳細情報

神前遺跡 弥生時代~古墳時代の溝
  • 神前遺跡 青銅製鈴
読み仮名 こうざきいせき
種類 集落跡
時代 弥生時代, 古墳時代, 鎌倉時代, 室町時代
地区 三田・岡崎・安原・西山東・東山東地区
所在地 神前

 神前遺跡は、紀ノ川南岸の福飯ヶ峯の西側に広がる沖積低地に立地する、東西約0.5km、南北約0.7kmの遺跡です。過去の調査では弥生時代前期末~中期初頭にかけての水田やそれに伴う水路、古墳時代前期の竪穴建物や土坑など居住域に関係する遺構群や水田に伴う水路、室町時代~江戸時代にかけての大溝や土坑など屋敷跡の一部が確認されています。特に、2010年度に行われた調査では、溝から青銅製の鈴(古墳時代)が出土し注目されました。

〔写真〕水路(弥生~古墳時代)、青銅製鈴(古墳時代)

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