和歌山平野を東西に流れる紀ノ川の河口北岸、標高約4mの沖積平野に立地する東西830m、南北340mを範囲とした古墳時代から中世にかけての散布地として知られています。平成25年(2013)に実施した発掘調査で、平安時代の水路、平安時代以前の水田が確認されました。また、少量ですが、縄文時代 中~後期、晩期の遺物も出土しています。
〔写真〕溝(平安時代)、瓦器椀