紀ノ川の南岸、岩橋山地東端部から北方に派生する尾根端部、標高約37mに立地します。尾根部は低い鞍部によって後背の山地とは分離しており、北側の平野部に突出した独立丘陵上に6世紀後半から7世紀初頭に築造された4基以上の円墳から構成される古墳群が築かれています。 1号墳については、直径24mを測る大型の円墳で、岩橋型横穴式石室を埋葬主体としています。