和歌山市の文化財・遺跡

茶臼山古墳

詳細情報

茶臼山古墳 円筒埴輪
  • 茶臼山古墳 外堤の円筒埴輪列
  • 茶臼山古墳 後円部の葺石
読み仮名 ちゃうすやまこふん
種類 古墳・墳墓
時代 古墳時代
地区 松江・木本・西脇・加太地区
所在地 木ノ本

 茶臼山古墳は、東に隣接する車駕之古址古墳・釜山古墳とともに、釜山古墳群(木ノ本古墳群)を形成しています。土地開発により、墳丘はほとんど削られていますが、周辺に残る地割りや発掘調査から、5世紀中頃の前方後円墳(前方部が短い帆立貝式)である可能性が強まっています。後円部の直径は約36mで、墳丘の裾には葺石が確認されています。また前方部の外堤には円筒埴輪列が発見されました。

〔写真〕円筒埴輪、外堤の円筒埴輪列、後円部の葺石

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