橘谷遺跡
詳細情報
読み仮名 | たちばなだにいせき |
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種類 | 集落跡 |
時代 | 弥生時代 |
地区 | 有功・直川・川永・山口・紀伊地区 |
所在地 | 府中・弘西 |
紀ノ川北岸の標高98m、平野部との比高差60mの丘陵南側斜面を中心に展開する弥生時代中期後葉から後期前葉の遺跡です。発掘調査により弥生時代後期前葉には、4条の平行する空堀が尾根を切断する形で存在し、同時期の竪穴建物も5棟確認されています。空堀からは投弾・投石の可能性のある自然石が出土しており、武器として使用されていた可能性が指摘されています。また、おなじ丘陵上からは銅鐸が出土するなど和歌山県を代表する高地性集落として著名です。
〔写真〕空堀、銅鐸、竪穴住居、投弾・投石