小倉古墳群
詳細情報
読み仮名 | おぐらこふんぐん |
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種類 | 古墳・墳墓 |
時代 | 古墳時代 |
地区 | 西和佐・和佐・小倉・四箇郷地区 |
所在地 | 金屋 |
小倉古墳群は山地の中腹に築かれた8基の円墳からなる古墳群です。
このうち、1号墳は結晶片岩を用いた割石積みの横穴式石室ですが、玄室前道部分の側壁には柱状の巨石を用いています。これは近畿地方のほかの古墳と共通する構造です。1号墳からは須恵器や玉類、鉄刀、鉄鏃等が出土しています。
また、小倉古墳群のなかで最も標高の高い位置にある8号墳は石棚が設けられるなど岩橋千塚古墳群の石室と同じ形態の石室を持っています。この8号墳からは鉄鏃や耳環が出土しています。
〔写真〕2号墳玉類、1号墳鉄鏃、2号墳須恵器