和歌山市の文化財・遺跡

井辺前山古墳群

詳細情報

井辺遺跡から東の井辺前山古墳群を望む
    読み仮名 いんべまえやまこふんぐん
    種類 古墳・墳墓
    時代 古墳時代
    地区 三田・岡崎・安原・西山東・東山東地区
    所在地 井辺・岡崎・寺内・神前・西・森小手穂

     岩橋山地の南西に位置する福飯ヶ峰の北斜面は前山と呼ばれており、この周辺が岩橋千塚古墳群の井辺前山地区とされています。北側に多くの古墳があり、南側は果樹園として開墾されています。
     約50基の古墳が分布し、このうち3号墳、6号墳、7号墳、10号墳(井辺八幡山古墳)、24号墳が前方後円墳で、その他はほとんどが円墳です。また福飯ヶ峰の北東には森小手穂埴輪窯跡があります。北側の平野部に位置する井辺遺跡では、古墳時代前期を中心とした集落跡が発見されています。

    〔写真〕井辺遺跡から東に井辺前山古墳群(右前方)を望む

    地図