寺内古墳群
詳細情報
読み仮名 | てらうちこふんぐん |
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種類 | 古墳・墳墓 |
時代 | 古墳時代 |
地区 | 三田・岡崎・安原・西山東・東山東地区 |
所在地 | 寺内・森小手穂・吉礼 |
国指定の特別史跡である岩橋千塚古墳群の所在する岩橋山地の南斜面に分布する古墳群です。総数96基の古墳のうち、確認されたものは円墳で横穴式石室を主体とするものが多い傾向にあります。粘土槨や木棺直葬を埋葬主体とする直径約20mの寺内63号墳は5世紀中頃の築造とみられ、短甲・鉄剣・鉄鏃が出土しました。直径35~40mとみられる寺内57号墳は大型の横穴式石室をもち、全長約29mの前方後円墳である寺内18号墳には、後円部と前方部にそれぞれ1基ずつの横穴式石室(うち1基はT字形石室)が築かれていました。
〔写真〕56号墳(横穴式石室)、56号墳(玄室内須恵器出土状況)、85号墳(横穴式石室)