城ノ前1号墳
詳細情報
読み仮名 | じょうのまえいちごうふん |
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種類 | 古墳・墳墓 |
時代 | 古墳時代 |
地区 | 三田・岡崎・安原・西山東・東山東地区 |
所在地 | 朝日 |
岩橋千塚古墳群から南約4kmに位置する標高約26mの低丘陵の南裾に築かれた古墳です。平成6年(1994)、工事中に横穴式石室の一部がみつかり、調査により幅1.9m、長さ2.6mの玄室と羨道の一部が残されているのが確認され、玄室床面には直径3~10cmの円礫が敷かれていました。玄室の側壁を片岩の小口積みで構築するのは、通常の岩橋型横穴式石室と同様ですが、奥壁に幅2.5m、高さ1.5m以上の片岩の巨石が使用されている点は異なっています。確認された周溝からみて、直径約14mの円墳であったものと推定され、出土品には須恵器、土師器、径8mm前後のガラス玉2点などがあり、6世紀末頃の築造と考えられます。
〔写真〕横穴式石室