式内社である伊太祁曽神社の境内にある古墳群です。標高約20mの丘陵上に3基の円墳が築かれています。3基の古墳のうち1号墳のみ調査により内容が判明しています。 1号墳は直径16m、高さ5mの規模で、内部主体は西側に開口する横穴式石室で石棚・石梁があります。横穴式石室は全長5.6m、玄室長2.8m、幅2.1m、高さ3.4mの規模で、玄室内には棺台が設置されています。
〔写真〕1号墳外観、横穴式石室、棺台、石梁