和歌山市の文化財・遺跡

大立寺の山門

詳細情報

大立寺 山門
    読み仮名 だいりゅうじのさんもん
    指定 市指定文化財 建造物
    指定日 昭和44年(1969)12月11日
    時代 安土桃山時代
    地区 新南・大新・広瀬・芦原地区
    所在地/所有者等 橋向丁/大立寺

     大立寺は文禄年間(安土桃山時代)の創建と伝えられています。山門は薬医門型式で高さは約5.6mです。この門は戦国時代末期の紀州在地勢力のひとつである太田党の居館であった太田城の大門を移築したものとされています。太田城は天正13年(1585)の羽柴秀吉の紀州攻めの際に水攻めにあったことで著名です。その後大門のみが市内の吹屋町の天台宗功徳寺に移され、さらに第二次世界大戦後、現在の位置に移築されました。

    地図