〔種別〕工芸
正徳5年(1715)4月に五代藩主徳川吉宗が家康の百回忌にあたり奉納した太刀(身長71.5cm)です。二代藩主・光貞奉納の一口と同じく、室町時代に活躍した京都の刀工・信国の作で、互の目を基調に、尖刃や飛焼を交えた刃文を持っています。現在は失われていますが、もとは糸巻太刀拵が付属していました。
〔写真〕刀身