和歌山市の文化財・遺跡

太刀 銘来国俊

詳細情報

太刀 銘来国俊
    読み仮名 たち めいらいくにとし
    指定 国指定文化財 重要文化財 美術工芸品
    指定日 大正2年(1913)4月14日
    時代 鎌倉時代
    地区 雑賀・和歌浦・名草地区
    所在地/所有者等 吹上 和歌山県立博物館/東照宮

    〔種別〕工芸

     初代藩主徳川頼宣の佩刀と伝えられる太刀で、明治9年(1876)3月、旧藩主徳川茂承が南龍神社に奉納し、のちに南龍神社が東照宮に合祀されたため、東照宮の所蔵となったものです。刀身(身長72.4cm、反り2.5cm)は鎌倉時代末期の京都の刀工・来国俊の典型的な作で、直刃に小のたれ交じりの刃文を持ちます。なお、奉納当初から拵は付属しておらず、現在も白鞘に納められています。

    〔写真〕刀身

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