男子立像埴輪(力士埴輪)
詳細情報
読み仮名 | だんしりゅうぞうはにわ(りきしはにわ) |
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指定 | 市指定文化財 考古資料 |
指定日 | 昭和62年(1987)1月17日 |
時代 | 古墳時代 |
地区 | 本町・城北・雄湊・中之島地区 |
所在地/所有者等 | 湊本町 和歌山市立博物館/和歌山市 |
井辺八幡山古墳から出土した力士埴輪は近畿地方を代表する大型の埴輪(総高113.5cm)です。ふんどしを締め、両足は長く、手が前方に伸びていることから、相撲の取り組み姿勢を表現しているものと思われます。なお、本資料は坊主状の頭部に鉢巻の立体表現を持つ点が特徴で、特に鉢巻の後ろ側の端部が円筒状のつくりとなっており、飾りを表現していると考えられます。また、顔面の鼻の両側には刺青の表現もみられます。