〔種別〕絵画
室町時代の宝徳2年(1450)に開基された総持寺は浄土宗西山派の寺院です。絵解きの寺とも呼ばれる総持寺では当麻曼荼羅をはじめとする絵を用いて人々に開祖である法然の極楽往生の教えを広めていました。当麻曼荼羅とは奈良の当麻寺に伝わる中将姫伝説のある根本曼荼羅の図像に基づいて作られた阿弥陀如来が住むという極楽浄土の様子を描いた浄土図のことです。