和歌山市の文化財・遺跡

馬具

詳細情報

金貝蒔絵鞍鐙
  • 海老蒔絵鞍鐙
読み仮名 ばぐ
指定 県指定文化財 美術工芸品
指定日 平成2年(1990)4月18日
時代 室町時代, 安土桃山時代, 江戸時代
地区 雑賀・和歌浦・名草地区
所在地/所有者等 吹上 和歌山県立博物館/東照宮

〔種別〕工芸

 東照宮には徳川家康所用品の馬具が伝来しています。黒漆塗鞍鐙と金貝蒔絵鞍鐙は頼宣が、海老蒔絵鞍鐙と桑木鞍は茂承が奉納したものです。なお、天正17年(1589)銘のある黒漆塗鞍鐙と天正16年(1588)銘のある金貝蒔絵鞍鐙には井関作の墨書があります。特に、金貝蒔絵鞍鐙は前輪・後輪の両面と居木上面・鐙に厚手の金・銀蒔絵で霰と雷文を施した豪華なものです。

〔写真〕金貝蒔絵鞍、海老蒔絵鐙

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