木枕にあるヤブツバキの大木は、幹周り2mで、かつては地上2mのあたりから2本にわかれ、直径10mほどの樹冠を形成しており、全国屈指の大きさを誇るものでした。もとは椿油の原料として種子をとるために、畑の畦に植えられていたもので、豊年の年には100リットルもの種子がとれたといわれています。残念ながら、現在は本幹の空洞化が進み、樹勢が衰えています。