大谷山22号墳
詳細情報
読み仮名 | おおたにやまにじゅうにごうふん |
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指定 | 国指定文化財 史跡・名勝 |
指定日 | 昭和27年(1952)3月29日 |
時代 | 古墳時代 |
地区 | 宮北・宮・宮前地区, 西和佐・和佐・小倉・四箇郷地区 |
所在地/所有者等 | 井辺・鳴神/和歌山県他 |
〔種別〕特別史跡
大谷山22号墳は、全国でも有数の古墳群である岩橋千塚古墳群のなかで、大日山35号墳とならび最大級の前方後円墳の一つで、大谷山の山頂に立地します。昭和41年(1966)に横穴式石室の内部と墳丘の一部が発掘調査されました。
墳丘全長67mで南側のくびれ部に方形の造り出しがあります。発見された埴輪は、家、盾・大刀などの武具、力士や巫女などの人物を象ったものがあります。
また後円部中央に南に開口する横穴式石室があり、石室全長7.8m、玄室幅2.5mです。大日山35号墳と前後する時期で、6世紀前半に築かれたと考えられています。
〔写真〕横穴式石室、須恵器、人物埴輪、馬具