和歌山市の文化財・遺跡

有本銅鐸

詳細情報

有本銅鐸 全体
  • 有本銅鐸 側面
  • 有本銅鐸 内面
読み仮名 ありもとどうたく
指定 県指定文化財 美術工芸品
指定日 平成22年(2010)3月16日
時代 弥生時代
地区 西和佐・和佐・小倉・四箇郷地区
所在地/所有者等 岩橋 和歌山県立紀伊風土記の丘/和歌山県

〔種別〕考古資料

   昭和40年(1965)、中学生によって紀ノ川の河原で偶然に掘り出された銅鐸です。銅鐸は、弥生時代を代表する祭祀道具です。銅鐸本体は、水による摩滅が観察されないので、意図的に埋められていたものと推定されています。高さ44.6cmで、身には水が流れるような文様(流水文)が描かれ、吊り手(鈕)や外側の鰭の部分、身の最下段には、三角形の文様を連続させる鋸歯文が描かれています。吊り手は薄く造られ、そこに文様帯が多く表現される扁平鈕式に分類されます。

〔写真〕全体、側面、内面

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