和歌山市の文化財・遺跡

車駕之古址古墳出土遺物

詳細情報

車駕之古址古墳 金製勾玉
    読み仮名 しゃかのこしこふんしゅつどいぶつ
    指定 県指定文化財 美術工芸品
    指定日 平成7年(1995)4月11日
    時代 古墳時代
    地区 本町・城北・雄湊・中之島地区
    所在地/所有者等 湊本町 和歌山市立博物館/和歌山市

    〔種別〕考古資料

     車駕之古址古墳は5世紀後半頃に築かれた和歌山県内最大級の前方後円墳です。発掘調査により装身具類や埴輪が出土しています。そのなかでも金製勾玉は現在のところ、日本列島では唯一の出土例です。 この勾玉と類似する資料が朝鮮半島の新羅の皇南大塚、金冠塚、瑞鳳塚、伽耶地域の玉田古墳群M4号墳などから出土しています。そのため、車駕之古址古墳の金製勾玉は朝鮮半島よりもち込まれた可能性が指摘されています。

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