旧中筋家住宅(主屋、表門、御成門、長屋蔵、北蔵、内蔵)
詳細情報
読み仮名 | きゅうなかすじけじゅうたく(おもや、おもてもん、おなりもん、ながやぐら、きたぐら、うちぐら) |
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指定 | 国指定文化財 重要文化財 建造物 |
指定日 | 昭和49年(1974)2月5日 |
時代 | 江戸時代 |
地区 | 西和佐・和佐・小倉・四箇郷地区 |
所在地/所有者等 | 禰宜/個人(和歌山市管理) |
和佐地区に所在する江戸時代の大庄屋の屋敷跡で、敷地は東西約40m、南北約57mと広大で周囲を土塀で囲まれています。屋敷地東側と南側には堀のような水路がめぐり、敷地東側は、熊野参詣道に面しています。主屋は嘉永5年(1852)の建築で、平面形は、一部三階建ての取り合い部を挟んで、西側に土間と台所、北側に20畳の大広間、東側に座敷部が配置されています。敷地内には指定された建物のほかにも、味噌部屋、茶室、人力車庫などがあります。平成12年(2000)から約10年間にわたって保存修理事業を行ない、平成22年(2010)8月から一般公開しています。
〔写真〕主屋、主屋表中庭、御成門、長屋蔵